対策本部設置は8割 業界全体でBCP訓練 全銀協
2013.05.06
【労働新聞 ニュース】
全国銀行協会(國部毅会長)は、「首都直下地震を想定した業界横断BCP訓練結果」を発表した。8割の銀行が災害対策本部を設置済みで、停電時の対応でもほぼ同じ割合で自家発電機を整備していることが分かった。「銀行界として相応の体制作りが進んでおり、抜本的な見直しを迫られる問題点はなかった」などと評価している。
訓練は昨年12月、同協会正会員など155行が机上訓練(一部実働)として実施したもの。訓練シナリオでは、午前10時に東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、最大震度7を記録したケースを想定。電力・通信などのライフラインが途絶し、警備・運送などの外部委託先と連絡が不能・困難になったとした。…
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平成25年5月6日第2919号3面 掲載