割増「50%以上」は1割弱 月60時間超の時間外 厚労省・猶予措置を検討へ
2013.11.18
【労働新聞 ニュース】
中小実態調査まとめる
厚生労働省は、平成25年度労働時間等総合実態調査結果をまとめ、月60時間超の法定時間外労働に対し、9割強のほとんどの大企業で割増賃金率「50%以上」を適用していたことを明らかにした。しかし、中小企業では、割増率「25%超」としているのは1割強と少なく、さらに「50%以上」を適用していた割合は1割に満たなかった。厚労省では、現在、月60時間超の時間外労働に対する法定割増率「50%以上」の中小企業への適用拡大を検討中で、同調査が基礎データとなる。…
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平成25年11月18日第2945号1面 掲載