自律型労働制求める 年収600万円以上に適用 中部経協
2013.05.13
【労働新聞 ニュース】
愛知、岐阜、三重の3県の経営者団体で構成する中部経営者協会(山田隆哉会長)は、自律型労働制(ホワイトカラーエグゼンプション)の創設を求める意見書を田村憲久厚生労働大臣ほか関係者に提出した。法律の制限を受けず労使協定の締結により対象業務や範囲を決定できる枠組みを要望している。年収が600万円以上の者に適用するとした。
昨年9~10月に行った愛知経協の実態調査によると、ホワイトカラーエグゼンプションを導入すべきとした55社の企業にその理由(複数回答)を聞いたところ、「裁量労働制等みなし労働時間制の適用範囲・要件が狭すぎる・厳格すぎる」が69%と最も多く、「労働時間と賃金を切り離すことで、成果に応じた公平公正な評価・処遇ができる」も54%に上った。…
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平成25年5月13日第2920号3面 掲載