労災隠し 過去10年で最多14件 送検全体の2割強に 24年度司法処理 東京労働局
2013.06.03
【労働新聞 ニュース】
労働者から情報増加
労災かくしが過去10年で最多の14件に東京労働局(伊岐典子局長)は、平成24年度の司法処理状況を明らかにした。書類送検した62件のうち、前年度の2倍に増えた労災かくしが全体の2割強に上った。「労災かくしの防止に向けた周知活動などを徹底してきた結果、労働者側からの情報提供が増えたため」と同労働局はみている。建設業では、複数の企業が共謀して隠ぺいに及ぶケースも少なくない。…
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平成25年6月3日第2923号2面 掲載