ものづくり人材育成を都に要望 東商
2013.06.03
【労働新聞 ニュース】
東京商工会議所は、東京都の中小企業対策に関する重点要望を取りまとめた。高齢化によって製造業での技能・技術の継承が危ぶまれているとして、若手ものづくり人材の育成施策の強化を求めている。
中小企業は外部の訓練機関を活用するケースが多いことから、都立職業能力開発センターにおける定員の拡大や地域特性に応じたカリキュラムの実施、先端技術・設備の導入など、同センターの機能強化を訴えた。このほか、若手技能者に対する表彰制度の充実と、表彰者を雇用する企業への助成制度の創設を盛り込んだ。
平成25年6月3日第2923号2面 掲載