死亡、重大災害が増加 「憂慮すべき事態」と指摘 厚労省・24年労災発生状況
2013.06.10
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、平成24年の労働災害発生状況をまとめた。死亡災害、死傷災害、重大災害のいずれも前年比増加となり、「憂慮すべき事態」としている。
死亡者数は1093人で、前年を69人、6.7%増加となり、5年前から増減を繰り返している状況にある。
業種別では、建設業が367人、同25人増加、製造業が199人、同17人増加、陸上貨物運送事業が134人、同5人増加となっている。
死傷災害(死亡と休業4日以上)は、11万9576人に達し、前年比1618人増加した。3年連続の増加で、厚労省では「極めて憂慮すべき事態」とみている。…
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平成25年6月10日第2924号1面 掲載