在職者の能力明確に ジョブ・カードを活用し 厚労省・実務者会議報告
2013.06.17
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、「在職者に対するジョブ・カードの普及促進のための実務者会議報告書」を明らかにした。企業内でジョブ・カードを活用することで、在職者の職業能力やキャリアの特徴をより正確に把握できるとしている。
現在ジョブ・カード取得者は、約84万人に達しているものの、在職者への普及はほとんど進んでいないのが実情。将来、社会的インフラとしての活用が期待できるため、活用の方法や有効性について整理し、周知していく必要があるとした。
同報告書によると、ジョブ・カードは、在職者のキャリアに関する意識を向上させるとともに、職業能力やキャリアの特徴をより正確に把握できる点において有効的と強調した。…
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平成25年6月17日第2925号1面 掲載