女性技能者の増加が重要に ものづくり白書
2013.06.24
【労働新聞 ニュース】
政府は「平成24年度ものづくり基盤技術の振興施策」(ものづくり白書)を閣議決定した。人口減少、高齢化の進展の中で、女性や高齢者などを活用した「全員参加型社会」を整備していくための課題や今後の方向性などを明らかにした。
製造業において、女性技能者が特有な問題を抱えているわけではなく、職場環境の整備や能力開発を進めていくことで、従事しやすい職場になる可能性があるとした。非正規労働者に対する教育訓練やキャリア支援も未だ手薄なため、キャリア・コンサルティングの活用促進が重要としている。
平成25年6月24日第2926号1面 掲載