新入社員の半数 今の会社で定年 岩手経済研
2013.06.24
【労働新聞 ニュース】
半数が今の勤務先で定年まで働きたい――こんな結果が一般財団法人岩手経済研究所の平成25年新入社員意識調査で判明した。社会生活に期待することでは、「円滑で豊かな人間関係を築きたい」が最多となり、「社会へ貢献したい」を上回っている。
調査は今年3~4月に岩手県内事業所に勤務する新入社員を対象に行ったもの。420人の有効回答を集計した。
定年まで今の勤務先で働くかどうかを聞くと、「定年まで勤めようと思っている」が50.7%と最も多かった。以下、「きっかけ、チャンスがあれば転職したい」29.3%、「いずれは家庭に入りたい(専業主婦・主夫など)」13.2%などと続いた。
社会生活に期待することでは、「円滑で豊かな人間関係を築きたい」が25.4%とトップで、「社会へ貢献したい」(23.6%)や「自分の能力を発見し発揮したい」(17.5%)を上回り、良好な人間関係に対するニーズが高いことが読み取れる。
平成25年6月24日第2926号3面 掲載