社員教育徹底し法令順守を強化 人材協議会シンポ
2013.07.01
【労働新聞 ニュース】
一般社団法人人材サービス産業協議会(中村恒一理事長)は、シンポジウム「全国人材サービス産業経営者会議2013~時代をよみ、勝ち残る企業を目指す!」を東京都内のホテルで開催した=写真。戸苅利和法政大学大学院客員教授の基調講演と、各人材サービス業界団体の役員などによるパネルディスカッションを行った。
開会あいさつで同協議会の清水竜一理事は、「人材サービス産業が果たすべき役割がとても広範囲かつ重いものになってきている。この責任を果たせない企業は市場から淘汰される時代が来る」と問題を提起した。続いて講演した戸苅客員教授は、人材サービス産業の課題に言及し、社員教育の徹底によるコンプライアンスの強化が重要と強調。さらに「派遣労働者などの能力開発も実施すれば、会社への帰属意識が高まり、定着率が上がるのではないか」と話した。
平成25年7月1日第2927号2面 掲載