東京労働局 安全教育の工夫 伊岐局長が点検 建設現場パト
2013.07.15
【労働新聞 ニュース】
東京労働局(伊岐典子局長)は全国安全週間初日の7月1日、建設現場安全衛生パトロールを実施した。伊岐局長(写真右手前)が港区の環状第2号線新橋・虎ノ門地区Ⅲ街区(虎ノ門ヒルズ)新築工事現場(地上52階建て、施工=㈱大林組)を訪れ、施工担当者の説明を聞きながら、災害防止に向けた取組みをチェックして回った。
伊岐局長は、現場で実施している一人ATKY(安全点検確認・危険予知)訓練や安全帯使用訓練に注目し、「職長会を中心に、新規入場者に対する懇切丁寧な安全教育が行われている」と講評。さらに、作業者がお互いに注意を呼び掛ける「一声掛け運動」や、タブレット端末の活用による情報共有の徹底など、コミュニケーションを図る取組みも高く評価した。
平成25年7月15日第2929号2面 掲載