男性は“相談できず” ハラスメントを初調査 福井労働局
2017.10.19
【労働新聞 ニュース】
過去にセクハラを受けた男性の53.8%、パワハラを受けた男性の40.7%が誰にも相談しなかったことが、福井労働局(早木武夫局長)の「職場のハラスメントに関するアンケート調査」により分かった。同労働局が職場のハラスメントの調査を行うのは初めて。
一方、女性が相談しなかった割合はそれぞれ29.0%、22.2%で、男性の方がハラスメントを相談することに、抵抗を感じている実態が明らかになった。
セクハラを受けた人の男女別内訳は、男性29.5%、女性70.5%だった。同労働局は「男性へのセクハラがこんなにあったのは驚き」としている。総合労働相談コーナーに寄せられるセクハラ相談も、女性からがほぼ100%を占めているという。…
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平成29年10月16日第3132号5面 掲載