ストレス検査の不実施はリスク 千葉労基署
2017.10.26
【労働新聞 ニュース】
千葉労働基準監督署(西岡正純署長)は10月5日「ストレスチェック制度研修会」を開催した=写真。
社会保険労務士の宮沢佳子氏が制度の概要などを解説。企業がストレスチェックを実施しないことは「リスク」と強調。ストレスチェックは公法上の義務だが、実施していない企業で労災が発生した場合、それを理由とした損害賠償請求もあり得ると話した。
参加者からは集団分析に関する悩みの声が挙がった。宮沢社労士は、「いろいろな業者が集団分析をしているが、企業の歴史や文化を踏まえた分析ができるところを選んでほしい」と答えた。
平成29年10月23日第3133号3面 掲載