ブラック化防止へ士業は連携を 中企団
2017.11.08
【労働新聞 ニュース】
社会保険労務士団体の中小企業福祉事業団(川口義彦理事長)は、社労士を対象に、顧客企業を“ブラック化”させないためのセミナーを開催した。東京都社会保険労務士会の古澤和哉常任理事が講演した=写真。
ひとたび“ブラック”とされると、その後の採用が難しくなるなど、ブラック企業に対する社会の目は厳しくなっている。
古澤常任理事は“ブラック化”の原因として、起業の際、将来的に労働者を雇用することを考えていないなど、労務管理が後回しになっている点を指摘。「司法書士など他の士業と連携して、創業時に労務のことを少しでも考えに入れてもらう努力を」と強調した。
平成29年11月6日第3135号5面 掲載