特別条項を6回超え適用し送検 甲府労基署

2017.11.30 【労働新聞 ニュース】
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 山梨・甲府労働基準監督署(星野護署長)は、36協定の特別条項に定める特別延長時間まで1年の半分を超えて労働させたとして、㈱ミラプロと同社の専務取締役を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで甲府地検に書類送検した。

 同社は1年に6回まで36協定の月の限度時間を超え労働させられるとした、特別条項付き36協定を締結していた。同労基署では、同社が何回限度時間を超え労働させたかは公表していない。しかし、その間の1カ月の時間外労働は、最長の者で158時間51分に及んだという。

平成29年11月27日第3138号5面 掲載
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