3年以内の重大な災害で 従わなければ企業名公表も 「特別改善計画」要件固める 厚労省
2015.02.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、「特別安全衛生改善計画」の作成指示の要件を明らかにした。重大な労働災害を繰り返すケースに関して企業単位で指導できる仕組みだ。従わない場合は勧告や企業名の公表ができる。対象となる重大な労働災害とは、死亡災害および負傷・疾病により障害等級第7級以上の障害に当てはまるもの。その後3年以内に同じ企業の事業場で重大な災害を再び発生させ、事業者が労働安全衛生法などに違反していた場合に作成を指示する。障害等級の指定については、厳密に障害等級が決定するまで待つものではなく、負傷・疾病の状況から生じる恐れがあると判断したものも含むとしている。…
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平成27年2月1日第2227号 掲載