除染廃棄物処理で電離則改正を検討 厚労省

2013.01.01 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、除染廃棄物の処分に従事する労働者の放射線障害防止に関する検討を開始した。除染作業進展に伴い、廃棄物の中間処理や最終処分が行われるため、焼却施設などで働く労働者の健康保護を図る。

 検討のポイントとなっているのは被ばく低減のための作業環境管理。放射性物質取扱作業室の要件や作業者に適用する線量限度などについて、現行の電離放射線障害防止規則とは別の基準を設けることを提案している。今年2月に報告書をまとめ、電離則を改正する予定だ。

平成25年1月1日第2177号 掲載
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