「機械止めずはさまれ」が6割 材料除去作業は停止確認を 食品製造業で点検時の被災目立つ 厚労省
2013.02.15
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、休業4日以上の労働災害が増加傾向にあることを受け、発生件数や増加率が特に目立っている水産食料品製造業、パン・菓子製造業などの災害を分析し、業界団体に対策の徹底を要請した。水産食料品製造業、パン・菓子製造業では機械による災害が多いが、ほとんどは点検・修理・清掃など非定常作業の「はさまれ巻き込まれ」で、このうち約6割は機械を止めないまま作業をしていて被災したという。機械に付着した魚の骨や生地を取り除くといった、通常作業の延長で発生する災害も少なくなく、こうした除去作業でも機械を確実に停止させて作業することなどを求めている。…
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平成25年2月15日第2180号 掲載