安衛優良企業で自己診断ページ 厚労省

2015.04.15 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、労働安全衛生に関する情報サイト「職場のあんぜんサイト」内に、「安全衛生優良企業公表制度」のページを追加した。同制度の説明とともに認定を希望する企業向けに申請可能かどうかをチェックできる自己診断コーナーを設けている。

 自己診断は、優良企業として必ず満たす必要のある第1・第2の項目(必要項目)と、企業の積極的な取組を評価する第3の項目(評価項目)に区分し、約70の質問に回答していく形式だ。

 例えば、「各事業場(10人以上の事業場)に従業員の健康や安全を担当する組織があるか、又は担当者を置いているか、また、企業本社には、全社的な健康や安全を担当する組織又は担当者を置いていること」などについて、「企業に属する全ての事業場で条件を満たす場合」に〇、そうでない場合は×を選ぶ。

 同制度は、労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持している企業を優良企業として認定し、公表するもの。平成27年6月から申請の受付を開始する予定だ。認定条件として、過去3年間労働安全衛生関連の重大な法違反がないなどの基本事項に加え、労働者の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策などを実施している必要がある。

平成27年4月15日第2232号 掲載
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