12次防 欠陥機械の公表を検討 安全基準評価する仕組みつくる 製造者にも責任追及 厚労省
2013.03.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会安全衛生分科会は、第12次労働災害防止計画の内容を大筋で了承した。製造業の労災防止対策では、安衛法上の事業者責任だけにとどまらず、産業機械の製造者が負う責任にも踏み込んでいる。機械の欠陥が原因で重篤な災害が発生した際に、製造者の情報や災害内容を公表して再発防止を図る制度を検討するほか、機械関連業界と連携し機械の種類ごとに安全基準・規格を評価、安全な機械の使用を推奨する仕組みを構築するとした。また、製造者だけでなく、施設の管理者や発注者といった事業者以外の責任を規定する方法も検討するとしている。…
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平成25年3月1日第2181号 掲載