安全経費の別枠計上普及へ 工事額に占める割合は約1割 鉄橋工事でコスト検証 建災防
2014.07.01
【安全スタッフ ニュース】
建設業労働災害防止協会は、「建設工事費における安全衛生経費『費目総括表』の妥当性、実用性等についての検証結果報告書」をまとめた。工事現場で着工から竣工までにかかった安全衛生経費を費目ごとに積み上げ、鉄道高架橋工事では工事金額61億5300万円のうち約6億8400万円(11.1%)になると計算。工事金額の1割程度に相当するという結果を示した。建災防では、建設業の競争激化が安全衛生にかけるコストの縮小につながると懸念しており、安全経費の別枠計上実用化に向けた研究を進めてきた。今回の検証結果では別枠での経費積み上げについて「妥当性を実証できた」としている。…
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平成26年7月1日第2213号 掲載