「実体験」交え感受性向上を 不安全行動理解へ討議実施 若年者の教育手法で提言 中災防
2013.04.01
【安全スタッフ ニュース】
中央労働災害防止協会は、「若年労働者の労働災害防止のための安全衛生管理手法の開発に関する調査研究報告書」をまとめた。若年者の特徴に、危険を危険として感じる能力の欠如、スキルの未熟さなどを指摘し、労働災害を未然に防止するためこれらをカバーする安全衛生教育の重要性を訴えている。教育では、講師による一方的な説明は避け、工具の使用実習や危険予知など、実際の体験を積み重ねることが感受性アップに効果的とした。また、日常の「ついやってしまう」状況をグループで話し合わせ、若年者が取ってしまいがちな不安全行動とは何かを理解させることも推奨している。…
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平成25年4月1日第2183号 掲載