非定常時の判断ミス防止へ 危機的状況が伝わる設計を プラント事故防止でガイドライン 日化協
2013.04.15
【安全スタッフ ニュース】
日本化学工業協会は、ここ数年、化学プラントで爆発火災などの重大事故が相次いでいることを受け、業界を挙げた取組み強化策のひとつとして「保安事故防止ガイドライン」を作成した。「非常時の判断ミス」「異常反応」「異常反応の状況把握不十分」の3つを事故防止の共通課題として挙げ、課題に対処するためチェックしておく項目を例示。「非常時の判断ミス」防止では、「緊急停止時の危機の状況が運転員に伝わるような設計になっているか」確認することなどとしている。さらに安全教育やリスクアセスメントの実施もチェックリストに盛り込んだ。日化協ではガイドラインを協会会員各社に配布し、点検結果のフィードバックを要請。ガイドラインをより充実させていくとしている。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成25年4月15日第2184号 掲載