外国人労働者の安全対策が課題 建災防総代会
2014.07.15
【安全スタッフ ニュース】
建設業労働災害防止協会は、今年度の常任理事会・理事会・総代会を開催し、今年度の事業計画などを承認した。今年は建災防創立50周年を迎える節目の年。錢高一善会長は、「建設業の死亡災害は協会設立当時の約7分の1となる342人にまで減少した」と半世紀にわたる会員の活躍を振り返った。また、人手不足が問題となるなかで、外国人労働者の活用が話題になっていることから、「(安全対策にも)今までと違った発想が必要になってくる」と課題を挙げた。
建災防では今年度、アーク溶接の特別教育用教材の開発などを行うほか、安全意識の高揚を図るため、9月24、25日に東京国際フォーラムで50周年を記念した全国労働災害防止大会を開催する。
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平成26年7月15日第2214号 掲載