入社時の健診を怠り書類送検に 愛知労働局

2016.02.15 【労働新聞 ニュース】
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 愛知労働局(藤澤勝博局長)は、入社時の健康診断を怠ったとして、警備業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第66条(健康診断)違反の疑いで名古屋地検に書類送検した。

 同社の従業員が昨年8月に熱中症で死亡した件を同労働局が調べた際、雇い入れ時の健康診断を会社が受診させていないことが発覚した。

 捜査に当たった監督官は、「業界の人材定着率は低く、健診後すぐに辞める労働者が少なくない。健診実施の機会をつかめないまま放置される労働者も多い」と話した。

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平成28年2月15日第3053号3面 掲載
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