手待ち時間 荷主都合か把握へ 9月から事業者に全国一斉調査 トラック業界の長時間労働対策で 厚労省・国交省
2015.09.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省と国土交通省は、トラック業界に蔓延している長時間労働の実態を把握するため、全国都道府県のトラック運転者約5000人の「手待ち時間」の内訳や、荷役作業の割合などについて9月から一斉に調査を始める。集荷・配送の際に荷を降ろす車両の順番待ちなど、長時間労働の要因の一つである「手待ち時間」について、各運転者に記録を取ってもらい、荷主都合なのか、運転者の自主的な行動なのかを明確にするのが狙い。トラック事業者には、時間指定の有無、荷役作業の割合、付帯作業に対する書面化の有無などを詳しく聞く。来年年明けに取りまとめを行い、労働時間縮減の助成事業に反映させる。…
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平成27年9月1日第2241号 掲載