マンホール内でも安全帯使用し昇降 中災防・関東 研修会
2014.11.01
【安全スタッフ ニュース】
中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンターは10月8日、「墜落・転落・転倒災害防止研修会」を開催した。安全帯のメーカー、足場のレンタル会社、外部の専門家などの協力を得て、最新の安全用具や墜落防止装置、安全帯の正しい使い方に関する講義に加え、実技やグループ討議も行っている。
「災害防止のチェックポイント」をテーマに講義した中野洋一労働安全コンサルタント(写真)は、マンホールの点検やピット内の清掃で安全帯を使用せずに昇降する場合について、ステップが湿っていることが多く、踏み外して墜落する危険性が高いと指摘。
開口部に脚立を設置し、その上部に安全ブロックを装着することを勧めた。作業者はハーネス型安全帯を着用して昇降するとした。参加した安全担当者らは熱心にメモを取っていた。
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平成26年11月1日第2221号 掲載