年休の指定義務で確実な取得を促す 厚労省審議会
2014.12.15
【安全スタッフ ニュース】
年次有給休暇の確実な取得を後押しするため、厚生労働省は、使用者に労働者に対して一定日数の年休取得を義務付ける「時季指定義務」の創設を提案した。このほど開催した労働政策審議会労働条件分科会に過重労働対策の一つとして示したもの。
40%台後半で推移している年休の取得率を向上させるための仕組みが必要との考えからで、時季指定義務の日数や、労働者に対する希望の聴取の有無などを具体的に検討していく。
平成26年12月15日第2224号 掲載