度数率は1.59に減少 平成24年・災害動向調査
2013.06.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、平成24年「労働災害動向調査」の結果をまとめた。労働災害の発生頻度を示す度数率は、労働者数100人以上規模の事業所で1.59(前年1.62)、労働災害の程度である強度率は0.10(同0.11)だった。
死傷者1人平均の労働損失日数は63.3日(同65.7日)となり、いずれの値も前年からわずかに減少した。
製造業の度数率を産業分類の小分類別でみると、「製木・木製品製造業」が5.60で最も高く、「水産食料品製造業(5.16)」「調味料製造業(3.50)」と続いている。また、死傷者1人平均の労働損失日数(中分類)は、設備工事業の542.9日、製鉄業の527.0日などが多かった。
平成25年6月1日第2187号 掲載