60人が溶接技術競う コンクールを開催 ボイラ協会
2013.06.01
【安全スタッフ ニュース】
(社)日本ボイラ協会(高村淑彦会長)は5月16、17日に全日本ボイラー溶接士コンクールを開催した。安全作業の確立と基礎技術の向上を目的としたもので、第42回目となる今回は、被覆アーク溶接、炭酸ガスアーク溶接に、計60人が参加した。
ボイラーは大きなエネルギーを持つ設備のため、一旦災害が発生すると大きな被害につながるという。開会式では高村会長が、「高圧、高温にさらされるため、適切な溶接が非常に重要になる。競技を通じてレベルアップにつなげてほしい」と挨拶した。
圧板の被覆アーク溶接では、保護具着用や安全行動を含め、70分の制限時間のなかで溶接技術を競い合った。今年11月22日に広島市で開かれる全日本ボイラー大会で受賞者を表彰する。
平成25年6月1日第2187号 掲載