メンタルヘルス 休職者の4割超が退職 再発割合高いほど復職困難に 治療と仕事両立へ課題を調査 JILPT
2013.07.15
【安全スタッフ ニュース】
労働政策研究・研修機構(JILPT)は、傷病を患った労働者の治療と職業生活の両立支援の実態を把握するために実施した「メンタルヘルス、私傷病などの治療と職業生活の両立支援に関する調査」の結果(速報版)をまとめた。過去3年間に約半数の企業で病気休職者がおり、メンタルヘルス、がん、脳血管疾患では上手く職場復帰できずに退職を余儀なくされた労働者の割合が4割を超えている。メンタルヘルスを原因とした退職では、再発の割合が高い企業ほど退職率も高くなり、約7割の企業では「再発防止や職場復帰後の仕事の与え方が経営・労務管理上の重要課題になる」と答えている。…
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平成25年7月15日第2190号 掲載