屋根工事でマニュアル作成へ ハーネス型安全帯普及を図る 足場設置困難時の作業方法検討 厚労省
2013.08.01
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は今年度、住宅の屋根工事など足場の設置が困難な高所での墜落防止対策を進めるため、作業標準マニュアルを作成する。建設業の墜落・転落災害の約8割は屋根や開口部、斜面などで発生している。短時間で終了する工事では、足場を設置することが現実的に難しく、適切な墜落防止対策が講じられずに災害にあう危険があるためだ。足場を使えない場合であっても墜落の危険性が少ない作業方法を検討し、安全帯取付設備の設置やハーネス型安全帯の着用の仕方、屋根への安全な昇降方法などを盛り込むとしている。さらに、マニュアルを使用した研修会も全国で実施する。…
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平成25年8月1日第2191号 掲載