足場の改正議論が紛糾 業界団体交えて検討開始 「手すり先行」義務化を論点に 厚労省
2013.10.01
【安全スタッフ ニュース】
足場からの墜落防止措置を巡る検討が年内決着へ向けて動き出した。厚労省では、業界関係者が参加する場に議論を移し、施行後3年間の災害分析を踏まえた検討を開始している。かねてから規制強化を求めている足場メーカー・リース業関係者は、安全性に絶対の自信を誇る「手すり先行工法」の義務化を主張。一方で、足場ユーザーとなる建設業界からは、規制強化に慎重な議論を求める声があがった。費用負担や工法の面から、規則による一律の義務化が現実的ではないという見方もあるという。災害分析では、足場からの墜落災害の9割で法違反があり、現行措置の履行確保が先決と判断されている。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成25年10月1日第2195号 掲載