労基則改正 胆管がんを指定疾病に 10月1日施行

2013.10.01 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省の諮問機関である労働政策審議会は、労働基準法施行規則を改正して4つの指定疾病を追加する厚労省案を「妥当」とし、厚生労働大臣に答申した。新たに追加するのは、「テレビン油にさらされる業務による皮膚疾患」「ベリリウムにさらされる業務による肺がん」「1,2‐ジクロロプロパンにさらされる業務による胆管がん」「ジクロロメタンにさらされる業務による胆管がん」。

 これらを労基則の別表1の2に加えることで、業務を原因として労働者が疾病にかかった場合に労災補償を受けられる範囲として明確化する。改正規則は10月1日に施行。併せて関連告示には、アジ化ナトリウムなど17物質による疾病も追加する。

平成25年10月1日第2195号 掲載
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