墜落・転落防止に実技で真剣討議! 中災防 関東センター
2013.11.01
【安全スタッフ ニュース】
中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンターは10月9日、「墜落・転落・転倒災害防止研修会」を開催した。高所からの墜落災害は死亡や重篤な災害につながることから適切な対策を講じるよう学んでもらうのが研修会の目的。
研修会では、全業種の事業場の安全担当者、管理・監督者、職場リーダーが集い、災害防止対策の基本的な考え方から作業方法の解説と安全帯メーカー・足場レンタル会社の協力を得て、安全な用具や墜落防止装置に加え、安全帯の正しい使い方の講義と実技を学び、グループで討議した。
講義では中野洋一労働安全コンサルタントが「体重が85kgであれば、安全帯のフックを腰より高く掛けても衝撃は400kgになる」と説明すると、参加者は真剣にメモを取っていた。
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平成25年11月1日第2197号 掲載