技能実習生が実績競う 東京で五輪
2017.12.08
【労働新聞 ニュース】
外国人技能実習生の修得技能の評価を行っている一般社団法人国際人材育成労務管理協会(五十畑明会長)はこのほど、第5回外国人技能実習生修得技能五輪・東京大会を開催した=写真。
大会は、実習生の効果的な技能修得を促進することが目的。同協会などの技能評価を受けた上で受入れ企業などから推薦されたベトナム、中国、タイ国籍などの実習生9人が、掘削、旋盤、配電盤・制御盤組立てなどの技能修得過程における工夫や実績を発表した。最優秀賞1人、優秀賞2人、優良賞3人などを選定している。
最優秀賞に輝いた中国国籍のソンジさん(旋盤作業)は、高度なNC旋盤を学ぶ中、失敗を繰り返しながら工夫を重ね、高いレベルの技能を修得した点が評価された。
平成29年12月4日第3139号2面 掲載