指差し呼称して刃先の向き意識 川崎市・災防集会
2017.12.07
【労働新聞 ニュース】
川崎市は、労働災害防止研究集会を開催した=写真。2社が労災防止の事例発表を行った。
大成建設㈱の川崎臨海土木作業所では、月に1度、全作業員を集め、高所作業の手順を確認したり、ヒヤリハットの事例を伝達するリフレッシュ教育をしている。併せて、理解度をテストで確認、自己採点させることで定着を図っている。
「ラインオブファイヤー」と呼ぶ取組みも紹介した。不安定な場所での作業や重機の動く方向、刃先の向く位置について、一人危険予知活動や指差し呼称で意識付けしている。
平成29年12月4日第3139号5面 掲載