初期対応が重要に 火災事故で講習会 平塚労基署
2016.03.04
【労働新聞 ニュース】
神奈川・平塚労働基準監督署(太田真人署長)は、国内外で爆発火災による労働災害が増加していることを受け、平塚市消防本部などと共同で、事業場の担当者に向けた講習会を開催した=写真。
講習会では、平成25年に火災事故を起こした高砂香料工業㈱により、当時の事故に関する資料映像なども交えながら、対処方法が説明された。とくに強調されたのが初期対応の重要性。火災事故が起きた際に初期消火を行うための訓練を職場単位で実施することに加え、適切な消火器を備えておくことなども重要であるとした。
平成28年2月29日第3054号3面 掲載