事故のない年末年始を 警備・ビルメン講習
2018.01.12
【労働新聞 ニュース】
東京・上野労働基準監督署(村山隆署長)はビルメンテナンスと警備事業者を集め、労務・安全衛生管理セミナーを開いた。管内のビルメン・警備業の労災が昨年よりも増えていることを受け開催したもので、参加者に事故のない年末年始を呼び掛けた=写真。
セミナーでは、東京メトロから駅構内の警備などを請け負う、㈱メトロセルビスの早坂隆宏氏が自社の安全対策の取組みを発表した。
同社は平成28年度からリスクアセスメントを開始。しかし、同年度の労災が増加してしまったことから、今年度は現場のヒヤリハットから潜在的な危険作業を抽出するなどの見直しを実施した。その結果、今年度はこれまで労災ゼロが続いているという。
平成29年12月25日第3142号3面 掲載