働き手に応じた多様なWLBを 東京都WLBフェスタ
2016.03.11
【労働新聞 ニュース】
ワーク・ライフ・バランス(WLB)を達成するために、いかなる制度を整えればよいか――東京都がこのほど主催した「ワークライフバランスフェスタ東京2016」では、㈱ワーク・ライフバランスの小室淑恵代表取締役社長などがパネリストとして登場し、WLBを考える際に人生をいくつかのステージに分けることの重要性を訴えた=写真。
新入社員時代、子育て時代、親の介護時代など人生の各ステージに応じてWLBのかたちは異なってくるため、多様なWLBを受け止める制度を整えていくことがこれからの企業には求められるとした。
とくに重視されるのが親の介護時代のWLB。人事評価を気にするあまり、親の介護を抱えていることを会社に伝えない社員が多い。利用可能な介護制度に関する知識も少なく、問題を一人で抱えてしまい、最終的に離職してしまうという。
関連キーワード:
平成28年3月7日第3055号2面 掲載