技能実習生は労基法に準拠 農業の労務管理支援の社労士ネットワークが研修
2016.04.04
【労働新聞 ニュース】
農業の雇用管理に取り組む社会保険労務士を会員とする全国農業経営支援社会保険労務士ネットワーク(入来院重宏会長)は、このほど、会員向けの研修会を東京都内で開催した=写真。
社会保険労務士法人たんぽぽ会の山東春美所長が「外国人技能実習生の労務管理について」というテーマで講演。「農業の事業では労働基準法における労働時間、休憩および休日に関する規定の適用が除外されているが、技能実習生については、農林水産省の通達によって、他産業と同様に労働基準法に準拠することが求められているので、36協定などの取扱いに注意しなければならない」と強調した。
平成28年4月4日第3059号2面 掲載