【トピックス】「所属長の責任にしない」 ストレスチェック実施へ助言 産業保健フォーラムでパネル討議/東京労働局
2016.01.01
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
東京労働局は11月25日、「産業保健フォーラムIN TOKYO 2015」をティアラこうとう(東京・江東区)で開催した。事実上のストレスチェック制度元年となる2016年に向けて、とくに注目度が高かったのは、「ストレスチェック制度導入と健康管理担当者の役割」をテーマに活発な議論が交わされた、東京衛生管理者協議会のメンバー6人によるパネルディスカッションだ。「集団分析では所属長に責任を押し付けないフィードバックを」や「”高ストレス者”はマイナスイメージがあるため”セルフケア強化基準該当者”という言葉に置き換える」との意見が出されるなど、企業の現場で得られた豊富なノウハウやアドバイスが示される有意義な場となった。また、産業医科大学産業生態科学研究所の岩崎明夫助教による特別講演や、オリンパス㈱人事部の若林秀成健康・安全衛生グループリーダーによる事例発表などが行われた。…
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平成28年1月1日第2249号 掲載