無記名ストレス検査を提案 健康KYとの組合せが効果的 建災防 建設業のメンタル対策で報告書
2016.04.09
【安全スタッフ ニュース】
建設業労働災害防止協会(錢高一善会長)は、労働安全衛生法改正によるメンタルヘルス対策強化の動きを受け、建設業特有の問題点と改善方法について示した報告書を取りまとめた。多くの建設現場に定着している「安全施工サイクル」を活用した「健康KY」と無記名ストレスチェックを組み合わせて行うことが効果的としている。「健康KY」は、毎日作業開始前の安全ミーティングで、職長が作業員の睡眠状況などの健康状態を確認するもの。無記名のストレスチェックは、工期内に複数回、朝礼時に一斉に実施して各現場の職場環境の改善に生かす。来年度以降、パンフレットなどを作成して普及に努める。複数の事業者が混在する建設現場では、事業者単独の取組みでは補えない実情がある。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
平成28年4月15日第2256号 掲載