声拾い上げて制度見直しを 人材確保セミナー
2018.03.16
【労働新聞 ニュース】
㈱三菱総合研究所は、「人が集まり定着する『魅力ある職場づくり』」と題したセミナーを開催した=写真。基調講演を行ったオフィスモロホシ代表の諸星裕美社会保険労務士は、現場の声を拾い上げ、可能な限り制度見直しに努めることなどが、効果を発揮するポイントと話している。
セミナーは人材不足が深刻な保育・警備・訪問看護・運輸の4業界の担当者を対象に実施したもの。実際に企業へ社労士が行ったアドバイス例を紹介している。
たとえば、「新卒学生を採用したい」という課題を持っていた従業員規模30人程度の訪問看護業者に対しては、学生が目にすることを考え、自社のホームページを改善することを提案。人事部の設置と、各種規程の見直しも促したという。
平成30年3月19日第3153号3面 掲載