じん肺有所見者が65%の減少へ 和気労基署
2018.04.11
【労働新聞 ニュース】
岡山・和気労働基準監督署(犬塚浩司署長)は、「東備地区粉じん障害防止対策協議会」の平成25~29年度活動報告をまとめた。健康診断でじん肺管理区分2以上とされた有所見者の数は、20~24年度比で65%減少した。
同労基署管内には、耐火物煉瓦関係産業を中心に、粉じんの発生する事業が多い。しかし、24年度調査では、約25%の事業場の作業環境が良好ではないとされ、数年来大きな変化もなかった。このため、耐火物協会四国支部や東備耐火物粉砕工事共同組合など計6団体で協議会を立ち上げ、対策を進めてきた。…
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平成30年4月9日第3156号4面 掲載