死亡災害 2年連続過去最少に 建設で初めて300人下回る 労災発生状況を公表 厚労省

2017.06.15 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、平成28年の労働災害発生状況の確定値を公表した。死亡災害が前年比44人減の928人となり、2年連続で過去最少を更新した。死亡災害の割合が最も多い建設業でも、初めて300人台を切り前年比33人減の294人となっている。一方、製造業は前年比17人増の177人と増加に転じた。休業4日以上の死傷災害は、前年比1.4%増の11万7910人で、こちらも建設業が前年比3.4%ダウンの1万5058人と減少傾向を示したが、製造業、陸上貨物運送事業、第三次産業ではほぼ横ばいか増加となっている。死亡災害の減少が続く建設業について、厚労省は要因の一つに、「平成27年の労働安全衛生規則の改正により、足場からの墜落防止措置の強化を図ったこと」を挙げている。…

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平成29年6月15日第2284号 掲載
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