前年比520円減に――16春闘・中堅中小の妥結額

2016.04.28 【労働新聞 ニュース】
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 業界大手を含む中堅中小の春闘状況を本紙が集計したところ、ベアを含む賃金改善で妥結した239社の平均妥結額は1362円となった。前年同一企業(151社)だと1229円で、520円前年を下回っている(6面に第3回分妥結状況)。

 業種別では、電機1393円、自動車1105円、鉄鋼・造船重機等1462円、機械金属1138円、紙パ1075円、ゴム945円、食品1865円、流通2864円、鉄道750円、航空1754円、病院130円などとなった。前年同一組合比較で増加したのは紙パ(50円)と航空(416円)のみで、電機1361円、自動車543円をはじめ、軒並み前年の妥結水準より少ない。

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平成28年4月25日第3062号1面 掲載
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