リスク“ゼロ”推進へ 第三次産業の安全対策 30年度大阪労働局

2018.05.11 【労働新聞 ニュース】
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 大阪労働局(田畑一雄局長)は、平成30年度の行政運営方針を公表した。今年度から、新たに「リスク“ゼロ”大阪推進運動」を展開する。

 同運動では、職場に潜むリスクを洗い出し、安全対策の徹底を通じて、正規・非正規の区別なく、全ての労働者が安全で健康に働くことが可能な職場の実現をめざす。

 とくに休業件数の多い小売業・飲食店に対しては、「今日も一日ご安全に活動」を積極的に実施する。建設現場で用いられる「ご安全に」の挨拶を第三次産業において普及させるほか、各作業員に携帯用の安全チェックシートを配布し、自身で確認ができるようにする。

 身体機能が低下した高年齢労働者や作業に不慣れな非正規労働者に向け、特性に応じた雇入れ時教育、危険体感教育を行う「安全Study活動」の推進にも力を入れる。

平成30年5月14日第3160号5面 掲載
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