”認定基準”改定を 厚労省に意見書提出 過労死家族の会
2018.05.28
【労働新聞 ニュース】
全国過労死を考える家族の会(寺西笑子代表)は5月23日、過労死等労災認定基準の改定に関する意見書を厚生労働省に提出した。
過労死認定基準(平成13年12月)と精神障害認定基準(同23年12月)はともに過労死防止法制定以前に作られたため、以後の裁判例の蓄積や調査・研究の進展を反映させることとしている。
前者は、業務と発症との関連が強いとされる1カ月当たりの時間外労働を80時間から65時間に縮めることや、使用者が労働時間として扱っていたか否かにかかわらず積極的に労働時間と認定すべきなどとした。…
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平成30年5月28日第3162号4面 掲載