技能実習 割増賃金支払わず送検 1時間当たりで500円 預金通帳も取上げ 縫製業者 新庄労基署
2016.05.11
【労働新聞 ニュース】
山形・新庄労働基準監督署(千葉信浩署長)は、中国人技能実習生10人に時間外および休日労働をさせたにもかかわらず、所定の割増賃金を支払わなかったとして、縫製業者と同社代表取締役を労働基準法第37条(時間外、休日及び深夜の割増賃金)違反などの疑いで山形地検に書類送検した。パスポートや預金通帳を同社が保管していたため、実習生は容易に離職できない状況にあった。実習生による同労基署への申告で発覚している。…
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平成28年5月2日第3063号3面 掲載